最新12話を観て、とうとう大人しく出来なくなりました。
堪えきれなくなった最大の理由は、最新話唯一のとあるキャラの台詞に撃ち抜かれたからです。
熱い展開の中で放たれた彼女のたった一言、その意味を、自分なりに考えてみました。
※追記より最新12話
盛大なネタバレ
TMX勢またはニコ生配信待機組の方は閲覧十二分にご注意ください。
また、本編全体、主に10話~11話までの内容も多分に含みます。
閲覧は事故責任でお願いします(礼)
“イッちゃえ響ッ!!!Heartのゼンブでッ!!!!!!!”
この小日向未来さんのたった一言の重み、実は相当なんだと思います。
未来さんは10話でギアを纏ったとき、“響を闘わせたくない”という思いから“聖遺物殺し”の能力を開放し、それでも彼女を助けるべく響は未来と共に、その輝きに飛び込みました。
結果、響は闘う力、シンフォギアを喪失。…未来さんの望みが叶ったというべきかは、その事実を聞かされた後の彼女の表情からは図れません。闘えないことが響の存在意義を揺るがすのではないかという懸念があったのかもしれません。
ですが、それでも尚また新たにギアを纏おうとする響に未来さんがこうして声を掛けた。
それはきっと未来さんが、響の纏うそれを“闘う為”の力じゃなく、“人助けの為”の力だって理解し、分かっているからこそ掛けられた言葉なんだと思ったのです。
それに応えるように、響はギアを“撃槍・ガングニール”と表現。以前“シンフォギア”と表したとき、またそれ以降は響はそれを“闘う力”として受け止め、事実本人は次第に闘いに傾倒していくようになりました。
それが未来を苦しめ、響は響で闘えなくなってしまう自分の存在意義を思い悩むようになりました。
後に響と未来は全力でぶつかり合う事となりましたが、それが故に、両者ともに互いを尊重し合える関係に成長。
そして、響は戦地に赴いたときに“闘いじゃありません、人助けですッ!”と言い、未来は“人助けは一番響らしいこと”だと笑顔で見送ったのです。
響が新たに纏うモノ。だけどそれは“闘う為”じゃないから。“一番彼女らしいことをする為”の力だから、だから、たった一言で背中を押した。
それが本編中唯一である未来さんのこの台詞の重さであり、響と未来の、決して揺らぐことのない信頼関係の表れなんだと思ったのです。
にしても、“イッちゃえッ!Heartのゼンブでッ!”は一期の響の曲、“撃槍・ガングニール”のサビ歌詞であり、また、一期最終話での装者三人で月の欠片に飛び込んだ際の台詞じゃないですか。
他にも最新12話では一期のシーンや台詞・演出を踏襲・昇華する展開が数多に見受けられ非常に熱く燃えたぎった展開でした。
残すところ後一話、どんな熱い感動をシンフォギアGは私たちにもたらしてくれるのでしょうか!
イッちゃえ皆ッ!Heartのゼンブでッ!!!
………畑違いにお付き合いくださり、誠に有り難う御座いました(礼
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