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冬真っ盛りなのに初夏とはこれ如何に((( しかも内容はてんで誠に ほのくない 寧ろ 薄暗い←← …霜条さんは冬になると脳みそが薄暗くなるそうですよ>< いやはやだってもう寒いのいやややややy(強制終了 …そんな感じに、読者の皆様方に禍根を残すかもしれないお話 それでも大丈夫という方、宜しければ追記よりお読みくださいませ。 …夏の日の、そんな出来事。 PR |
わ た し だ ヾ(・ω・)ノ((( 霜条さん、たまにはひねてみたかったんです★ ……我が家の歴史上、一番の問題作になりそうな予感(笑) それはそうと霜条さん、めでたく本日付けで三期の三人娘より1個年上になりましたっ!!! お酒かいっきん!!!!゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚ ―――めっさ私事で申し訳ありませんです(土下座 ではでは…追記より宜しければお読みくださいませ>< |
ゆく年くる年、 最後の日だって一緒に、 「―――もーぉい~くつね~る~と~♪」 お部屋の掃除をしながら口ずさんでいたら、視界の端っこに紅がぱちぱちしてるのが映った。 「…ねぇなのは」 「なぁに?」 「…お正月って、もう明日なんだよね?」 「………にゃははは」 フェイトちゃんは顔を背けたけど、…小刻みに肩が揺れてるのが丸見えだった。 「…ぇいっ!」 「ひぁっ!あっははっ!ちょっ、まっ……ぁははっ!」 ちょっとした仕返しのつもりでフェイトちゃんをくすぐってみたら、…思いの外フェイトちゃんがスッゴくくすぐったそうに転げ回ったりするから、なんだか面白くなってエスカレートしちゃう感じになっちゃった。 「だーめ~!ゆ~るーさーなーぃ!」 「なのっ…!せ、せっかく片付けたのに散らかっちゃう…!!」 …フェイトちゃんのその言葉にハッとして、しぶしぶくすぐるのをやめてあげた。 「はっ…はぁっ…!」 「…フェイトちゃんが我慢すれば良かったんじゃない?」 「むっ、無理だよっ!///」 まぁ…仕返しは十分したような気にはなったし、許してあげるの。 「でも…取り敢えずほとんど終わったようなものだよね」 「…それに関しては、本当にありがとうなのフェイトちゃん」 …今、私たちが居るのは私の家の、私の部屋。フェイトちゃんには申し訳なくも、大掃除を手伝ってもらっちゃっていたところだった。 元々大晦日である今日から一緒に過ごそうっていう話をしていたんだけど、私に急な仕事の要請がかかって帰って来れたのが昨日だったの。…大晦日前に大掃除をやるっていう予定が崩れちゃったし、せっかくの今日という日の大半をお掃除で潰しちゃったのは、…結構残念だなって思う。 でも… 「…ふぅ……あ、ねぇなのは。これは処分で良いの?」 ―――三角巾とエプロン姿のフェイトちゃんは本当に眼福だと思うの。うん。 「なのは?」 「ふぇっ!?あ…うん!///」 ヨコシマな方向に流れていた思考をかき消して、フェイトちゃんと一緒に要らないものの分別を始める。 …そして、それから20分後――― 「「終わったぁ~………」」 2人してそう呟いて、綺麗に水拭きした床に座り込んだ。 流石大掃除なだけあって、窓はもちろん、エアコンのフィルターだって完璧。フェイトちゃんが照明のシェードまで拭いてくれたから、部屋の灯りが前よりも明るくなったような気がする。 「あら、終わったの?」 ノックをしながら、お母さんが部屋に入ってきた。 「うんっ!フェイトちゃんに大分助けられちゃった」 「そんなっ。私は大したことしてないよ」 「そんなことないよ!本当にありがとっ!」 「…うん。なのはもお疲れさま」 「2人とも疲れたでしょう。お風呂の用意出来てるから、入ってらっしゃい」 「あ、じゃあなのはが先に―――」 「一緒に入ろうねーっ、フェイトちゃんっ!」 「ぇえっ!?///」 渋るフェイトちゃんの手を引いてお風呂場に直行する。今日はおうちに泊まってくれるし、お掃除に時間が取られちゃった分目一杯フェイトちゃんとひっついていたいんだもんっ♪ 「長湯はしないのよー」 お母さんが楽しそうに見送っていた。 「―――はぁっ…。あったまるね…」 「……ブクブクブクブクッ」 もう…フェイトちゃんってば。 「そんなに浸かってたら溺れちゃうよ?」 冗談めかして言うけど、今のフェイトちゃんはほとんど目のギリギリのところまで浸かってる状態だったり。 「…うん、…でも///」 「どうしたの?」 「………久し振りのなのはとのお風呂だから、緊張しちゃって///」 …きゅんってしちゃった/// 「フェイトちゃんかわいすぎっ!///」 「ぅあっ!///き、急に抱きついたら危ないよっ?///」 実際お湯の中だからそんなに急でもなかったけど、お湯が思いっきり跳ね上がってびっくりしたみたい。 「にゃはは…ごめん」 「もう…///」 「あ、ねぇフェイトちゃん」 「ん?」 「…お部屋を綺麗にしたから、今度はフェイトちゃんを綺麗にしてあげよっか?」 「んなっ///」 まとめ上げた髪の解れ毛をすくってそう言えば、フェイトちゃんはこれ以上ないぐらいに顔を真っ赤にさせた。 「いっ…良いよひとりで洗えるっ!///」 「えー洗いたいよー。…だめ?」 「えぇぇっ!///」 恥ずかしがって、ばしゃあって派手に水音を立てて逃げようとするフェイトちゃんを追い回したりして、最終的には洗ってあげる権利を勝ち取ることに成功した。ただ、フェイトちゃんも私を洗ってくれることになったんだけど、フェイトちゃんの洗い方ってふわふわしてて優しくて気持ちいいから大好きなんだよね…眠くなっちゃう。 そうやって洗いっこを終えて湯船に浸かり直し、出たときに偶然鉢合わせたお姉ちゃんに「長湯しすぎだよ」って苦笑された。ありゃ…お母さんの言いつけを破っちゃった。まぁ…いっぱいフェイトちゃんとくっつけたから大丈夫ってことにする。 「…もう…なのはは…///」 「ごめんごめん」 着替えて、リビングに向かうと既に晩御飯の用意が出来てた。といっても後で年越しそばを食べる予定だから品数は少なめ。…だけど、豪華。何故ならそれは… 「お刺身ですね!」 「鮹もちゃんとあるっ!」 そういえばお父さん、今日の朝に市場に買い物に行こう!って言って張り切ってたっけ。後はお母さんお手製の煮物とお浸し。ご飯とお味噌汁は絶対だよね。 「鮹ばっかり食べないのよ、みんなの分がなくなるから」 「なのは、鮹好きなんだっけ」 「ほ、他のだってちゃんと食べるよーっ」 そんな会話をしてるうちにお父さんとお姉ちゃん、お兄ちゃんがやって来て、みんなで食卓を囲んでいただきますをした。 「ごちそうさまでしたっ!」 「おいしかったです!…あ、片付けお手伝いしますっ」 食べ終わった後、止める間もなくフェイトちゃんが手伝いを申し出たけど、お母さんが止めてくれた。 「良いのよ。フェイトちゃんはお客様なんだから。なのはの相手をしてあげて」 「そうだよー。フェイトちゃんが居ないとすーぐへそ曲げるんだからこのお姫様はっ」 「お姉ちゃん変なこと言わないでっ!///」 思いっきり睨むけどお姉ちゃんは素知らぬ顔でお父さんにお茶を注いでる。そのお父さんのところにフェイトちゃんが寄って何かを話してるけど…きっとお刺身のお礼かな? 「気にしないでくれて良いんだが、有り難う。そう言ってもらえると私も嬉しいよ」 「いえ、そんな」 「フェイトちゃーん、早くなのはの機嫌を直してあげてー」 「別に悪くないもんっ///お姉ちゃんのばかっ!」 「あぅ…なのは、ごめんね?」 「フェイトちゃんも謝んないでよー///」 そんなやりとりを交わし、後はお茶を飲んだりしながらのんびりとした時間をみんなで過ごした。 「…さて、そろそろ出掛けるよ」 「恭ちゃん、もう時間?」 「あぁ。行ってきます」 そっか…お兄ちゃんは忍さんと初詣に行く約束してたんだっけ。 時計をみると、既に23時を回っていた。 「気をつけてね、恭也」 「うん」 お兄ちゃんを見送って、…私は、隣にいるフェイトちゃんに視線を送った。 「…ねぇお母さん。私たちも、上に行って良い?」 「あら。じゃあお蕎麦持ってく?」 「私が運びますっ」 茹で上がったお蕎麦をフェイトちゃんが受け取って、二人でリビングを後にする。その時にお姉ちゃんがとても良い笑顔をしてたけど、…思いっきり舌を出して逃げ出してみた。 「なんだ…一緒に過ごさないのか」 「久しぶりに二人きりなのよ。だから二人で過ごさせてあげましょ?」 「なのは、うまくやりなよーってね」 …そんな会話があったことを私たちは知る由もなかった。 ………綺麗になった部屋で、お蕎麦。 お蕎麦は日付が変わる前に食べ終わった方が良いとされているんだけど、二人して黙々と啜っている光景がおかしくて、笑い出したタイミングはほぼ同時だったりした。 「なのは、食べ終わりそう?」 「うんっ。あ、フェイトちゃんももう終わるね」 「そうだね…なんとかなりそうかも」 そうして食べ終わったのもほぼ同時。ごちそうさまを言い合って、二人で肩を並べてベッドに寄りかかった。 「あ…食器持ってかなきゃ」 「行ってこようか?」 「にゃははっ。いーのっ、フェイトちゃんはここにいて?」 リビングまでの往復の間、遠くの方から鐘の音が聞こえた。 …除夜の鐘。 もう直ぐ今年が終わるんだぁ…。 「なのは、おかえり」 「ただいま。ねぇ、鐘が鳴ってるよ?」 「うん。もう直ぐなんだね…」 …フェイトちゃんの横に座って、なんとなくその肩に頭を乗せたら、…抱き寄せてくれた。 「…108回だっけ」 「うんっ。新年を迎えた瞬間に1回だから、年内では107回きけるよ」 「そっか。…その数に何か意味があった気がするんだけど…」 「人の煩悩の数とか、四苦と八苦を掛けた数とか色々あるね」 「煩悩…」 からかい半分で、思ったことを口にした。 「………フェイトちゃんが、なのはとしたいえっちなこととか」 「そっ!そんなにないよっ!!///」 真っ赤になって否定するフェイトちゃんが可愛くて、ついもっとからかいたくなっちゃう。 「そんなにってことは、あるにはあるんだね?」 「なっ///」 「それとも全くないの?」 擦りよるようにしたらすっごく慌てるフェイトちゃんなんだけど、次の瞬間急に体が浮いた気がして、気が付いたら後ろからフェイトちゃんに抱き締められてた。 「にゃっ!?///」 ぎゅぅってされて、項辺りに顔を埋められるのがくすぐったいし恥ずかしい…/// そう思ってるうちに、後ろからぼそぼそって声が聞こえた。 「…ない訳じゃないというか…そっ、そんなことばっか考えてる訳じゃないよ、ほんとだよ?///…ただ…ね……///」 「………うん///」 「……年が変わるその瞬間まで、こうやってぎゅぅって出来たら幸せだなって…………///」 ……………フェイトちゃんのばかっ/// 恥ずかしいけど…嬉しすぎるってば…/// 「…………だ」 「え?」 「…変わるまでじゃやだ。年が変わっても、ずっと…ずっとぎゅってしてなきゃ許さないんだからねっ///」 振り返って、真っ赤な顔を見られたくなくて首元に顔を押し付ける。 「…離さないから大丈夫」 「…うん///」 …遠くの鐘の音以外聞こえないような空間で、私はフェイトちゃんに名前を呼ばれた。 「ん…?」 「………ありがとう。今年一年、私と一緒に居てくれて」 「ぁ…」 「今も一緒にいてくれて、…すっごく、幸せだよ」 …眩しいぐらいの笑顔を浮かべてそう言うフェイトちゃんに、私も 「…私も幸せ。フェイトちゃん。でもね? ―――この幸せは、ずっとずっと、続いてくの。来年も、その次も、ずっとずっと! …終わりなんてない。私たちは…ずっとずっと、…一緒だよね?」 目を見て、真っ直ぐ伝える。 「…うん。ずっとずっと…一緒だよ」 《Sir.》 《Master.》 バルディッシュとレイジングハートに呼ばれて、上げた視線の先に映ったデジタル時計の数字は細かなカウントを刻んでいた。 「……一分切ったんだ…」 「なのは」 「……前言撤回、していいかな」 …声と同時に、頬に手が添えられる。 「…さっきはね、“ただぎゅってしてるだけでいい”って言ったけど」 ひとつだけ…追加。 56、57、58、59―――― |
ハッピーメリークリスマース!!!! っていうほど内容は全然はっちゃけてない。なんだろ…単調で平坦で小ネタ的?(焦 クリスマスをネタに書いていたんですが、どれもしっくりこなくて破棄したっていうのを四回ぐらい繰り返し、ようやく一本だけ…まともな感じに仕上がりました。 だがしかし、…意味がまるで分からない(焦 スランプっていうさいっこうに嬉しくないクリスマスプレゼントをもらいました。まる。((( HAPPY MERRY CHRISTMAS …過度な期待はNGですよ。 過度な期待はNGですよ!!! 大事なことなので(ry …覚悟が決まったら追記よりです(蹴 (((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル ←←← |