「いってらっしゃい。フェイトちゃん」
「うん。いってきます、なのは」
「そっちはどう？フェイトちゃん」
《ん。捜査も順調に進んでるよ。…ちゃんと食事も取ってるよ？》
「にゃはは。だって約束だもんね」
《うん。ちゃんと守るからね》
《なのは。こんにちは》
「フェイトちゃん？」
《うん。今回は予定よりも早く帰れるかも知れないから、その連絡だけでもって思って》
「本当？！」
《うん。色々情報を固めて、犯人のアジトも突き止められているから、あと二・三日以内には突入するつもりでいるんだ》
「…そっ、か」
《どうかしたかな？》
「…フェイトちゃんも行くんでしょう？」
《うん。一応は》
「…無理、しないでね」
《うん。約束》
「フェイトちゃん！大丈夫なのっ！？」
《…ごめんね。心配掛けたね。でも…あまり大きな怪我じゃないから平気だよ》
「…」
《なのは？》
「…大きさとか、程度の問題じゃないの！」
《………うん。ごめんね、なのは》
「………約束、してたのに…」
《…ごめんね、なのは》
「…フェイトちゃん？」
《ん…ごめんね》
「怪我の具合はどう？」
《もうすっかり。だけど…今度は捜査がね》
「振り出しに戻ったって聞いた…」
《うん。順調だっていう油断がきっとあったんだと思う。逃げられもしてしまったし。…今回は本当に…不甲斐ないな》
「…ううん、そんなことないよ」
《…ん。ありがとう、なのは》
「…フェイトちゃん、お疲れ様」
《あ…話はもう回ってるんだね》
「うん。…残念、だったね」
《…力が及ばなかった、かな。…後は後続の方々に引き継ぐよ》
「…帰り」
《うん？》
「…気をつけて、帰ってきてね」
《…大丈夫。その約束はちゃんと守れるよ》
「フェイトちゃん、落ち込んでたって？」
「そう見えた、かな」
「…なのはちゃんが薬やなぁ…」
「そ、…なのかな」
「………ただいま、なのは」
「おかえり。フェイトちゃん！」
「…今、すごく元気になった」
□■□■□■□■□
設定とかは雰囲気ですよ(何
…オチよぇぇ…書かないからだな←
PR
